【アイテムレビュー】ガンプラ RE/100 ガンダムMk-Ⅲ〈3〉
第3回はついに「RE/100 ガンダムMk-Ⅲ」を完成させます! 前回は頭部、胴体、腕部と脚部を作りましたが、今回は残りの部分を一気に組み上げます。ガンダムMk-Ⅲはグリプス戦役期あたりのアナハイム製MSのため、同時代に開発されたMSの影響がところどころに見られます。高い機動力を支えるバインダーやスラスター、さらに武装類にもその影響が顕著に見られ、ガンプラを作ることでMSの歴史も感じ取れるようです。
⇒ 【アイテムレビュー】ガンプラ RE/100 ガンダムMk-Ⅲ〈1〉
⇒ 【アイテムレビュー】ガンプラ RE/100 ガンダムMk-Ⅲ〈2〉
ガンダムMk-Ⅲはこんな機体です!
エゥーゴがティターンズから強奪した「RX-178 ガンダムMk-Ⅱ」のデータを解析することで、アナハイム・エレクトロニクスが独自開発した機体。ガンダリウムγを導入し、より人体に近い挙動を可能とするムーバブル・フレームを実現している。また、ジェネレーターが新規開発されており、高出力のビーム・ライフルやビーム・キャノンも装備している。
▲腰部の制作です。まずは股関節部分。内部に脚の付け根となるパーツを取り付けます。
▲表面はこうなります。付け根から左右独立して前後に可動する機構が採用されています。
▲中央部を組んだら装甲を取り付けていきます。左右の前垂れ部分はそれぞれ独立して可動します。
▲後ろスカートの組み立て。三連のバーニアを内蔵しています。このあたりからもガンダムMk-Ⅲの機動性の高さが伺えます。
▲腰部に完成していた左右の脚部パーツを装着。この時点でかなりのボリューム感!
▲サイドアーマーと後ろスカートを取り付けて下半身ができました。
▲上半身と下半身を組み合わせれば完成! ではなく、このあともバックパックや武器を作ります。とは言え、この時点ですでになかなかカッコイイです。装備が少ない分、スラリとしたプロポーションがよくわかります。
▲バインダー&スラスター、さらにキャノン砲をも備えたバックパックのパーツ。
▲正式名称アクティブスラストバインダーは、それぞれ独立して可動します。ポリキャップは3つ使用。
▲バックパックの組み上げ。アクティブスラストバインダー×2、キャノン砲×2、バックパック本体というパーツで構成されています。
▲すべてを組み合わせた状態です。これ単体でちょっとしたメカっぽいです。ちなみにバックパックのスラスターも三連装。
▲そして、最後に武器類を作ります。ビーム・ライフルのエネルギーパックは百式系統とガンダムMk-Ⅱ系統の2種類が付属。
▲ビーム・サーベルはシールドにマウントできます。
▲バックパックと武器を取り付けて完成! イロプラとシールの合わせ技で、塗装なしの素組みとは思えない出来栄えです。ガンプラの進化ってスゴイ!
▲HGUC 1/144シリーズと並べると、こんなに大きい! 完成したときの達成感もありますね。
第3回にしてついに「RE/100 ガンダムMk-Ⅲ」が完成! 作りやすさを重視した設計だけに、これといって難しいところもなく作れてしまいました。何より塗装なし、ゲート処理軽めにも関わらず、この出来栄え。1/100スケールと大きめながらライトユーザーにも優しいガンプラでした。むしろ、大きい分、1/144のHGUCより作りやすいかも? でも、ここで終わりではありません。次回は「RE/100 ガンダムMk-Ⅲ」のギミックやディテール、そして可動をチェックしていきます。RE/100シリーズではキット化にあたって設定画のディテールやプロポーションを見直しているだけに見所も満載。また、同時代のMSの影響が随所に見られるので、そのあたりも追っていきたいと思います。
⇒ 【アイテムレビュー】ガンプラ RE/100 ガンダムMk-Ⅲ〈4〉
【紹介アイテム】
RE/100 ガンダムMk-Ⅲ
好評発売中
価格:3,780円(税込)
メーカー:バンダイホビー事業部
オフィシャルサイト:http://bandai-hobby.net/site/gunpla_re100.html
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