SDガンダム ザ・ラストワールド 【第1話】

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第1話「終わりの始まり ―ラグナロク―」

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 人間のいなくなったトーキョーの片隅……カミイグサで目を覚ました忍者……その名は、閃風忍者エクシア。

「ここは……どこだ?」

 見知らぬ世界に戸惑う忍者エクシアだったが突如、三人の戦士に取り囲まれてしまう。
 ザッパーザク、グラップラーグフ、デストロイヤードム――ダークアクシズのリーダー三人組だ。

「よぉし、あいつを倒してガンダミウム、いやGソウルを頂くぞ!!」
「いや、この世界のことを聞き出してからだろ?」
「なんでもいい、とにかくやっちまえ!!」
「ドムッ」

 とりあえず、忍者エクシアを倒すことにした三人組は、

「貴様のGソウルをいただく!! ファイナルメガキャノン」
「GHミサイル!!」
「ツインメガキャノン!!」

 と、一斉に攻撃を始めた。
 しかし、忍者エクシアはあっさりと飛び上がり攻撃をかわす。三人の攻撃は互いに命中し、自滅してしまった。
 倒れた三人は光の玉となり、忍者エクシアに吸収されていく。
 戦いの疲れが一瞬にして吹き飛ぶ忍者エクシア。

「なんだ、この感覚は……?」

「お主、なかなかやるな」

 忍者エクシアが振り向くと、そこには一人の武人の姿があった。

「我が名は殺駆頭ザクト殺駆ザク一族の頭領なり。一つ手合わせ願おう」

 殺駆頭は忍者エクシアにいきなり必殺技を放つ!!

「真幻霧斬っ!!」

 辺りが霞むほどの衝撃を感じた忍者エクシアは、とっさに叫ぶ。

「忍法っトランザム!!」

 忍者エクシアの身体に不思議な文様が浮かぶと、全身が赤く輝き、その技を避けたのだった。

「ここで倒してしまうには、惜しい腕前。ワシに力を貸さないか?」

 殺駆頭は、忍者エクシアにこの世界のことを話し始めた。

 忍者エクシア同様、突如この世界に紛れ込んでしまった殺駆頭は、超巨大なモンスターに襲われた際、謎の戦士に導かれたという。

「そいつを倒し、そいつのGソウルを吸収するのだ。この世界はGソウルがすべて。相手を倒さなければ、自分のGソウルが奪われ消滅するぞ」

 敵の懐に飛び込む捨て身の攻撃で敵を倒した殺駆頭がその声の方を見ると、両肩にキャノン砲を持った黄金のMSがいた。

「すべてのGソウルを一つにし、黄金のガンダム像を目指すのだ!!」

 そう言うと彼方の山を指し、そのMSは去ってしまったのだった。

 殺駆頭も自分と同じ境遇であることを知った忍者エクシアだったが、殺駆頭のことを本当に信じてよいのだろうか?
 だが、この世界の真実を知るためには、まずはその山を目指さなければならない。
 忍者エクシアは、殺駆頭と共に旅立つ決意を固めるのだった。

(つづく)

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イラスト:今石進


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