【第53回】高橋良輔監督旅行記「飛行機雲に誘われて」【最終回】
なんでも、終わるって淋しいね。53回か……意味もなく53って数字が気になるけど何でだろう?
なんでも、終わるって淋しいね。53回か……意味もなく53って数字が気になるけど何でだろう?
前回、旅――旅行――は人生の縮小版かもしれない、てなことを申し上げた。たいそうなことを言ったものだ。
コロナ騒ぎの行く先が見えません!実はです……。―――まあこういう語り口で始める話にろくなものはありません。
小学生の時には算数が出来なくて、九九を全部言えないと帰さないと言われ、50人を超えるクラスの中で居残りの三人組の一人だった。
この項が出る頃は中国のお正月『春節』の真っただ中、新型コロナウイルス騒ぎはどうなっているのだろうか。
今まではそう気にはしていなかったのだが、あたしらはどうやら結構なものぐさで、ここのところちょっと反省している。
旅行は楽しい! 一部の人を除いて大体の人は旅行は楽しいという。旅行の何が楽しいか?
中山道と言えばその昔の五街道の一つでお江戸日本橋から京の三条大橋までの道を言う。それなのに「なーんとお立合い、中国にも中山道があーる!」
実は中国の南京に行ってきました。「何しに?」といろんな人に聞かれるんだけど、実はあたしらにも分かりやすく言えないんだなあこれが。
イラストレーターでコラムニストで映画監督で…そのほかその他いろいろなことに才能を発揮した和田誠さんが亡くなった。